日本命理学会とは

 命理学(四柱推命)および奇門遁甲学を、占術としてではなく、 あくまで科学的方法論によって学究する、日本における唯一の学術研究団体であります。
 東京都練馬区石神井台8-13-1に総本部を設置し、日本国内および諸外国に本部、 支部を置き、真の命理学研究とその向上発展、普及に努め、社会にこれを還元することを目的としております。
 本会は、前会長、武田考玄先生が、昭和49年(1974)甲寅年に設立してより、 今年で41年目を迎えました。武田考玄先生は、平成12年庚辰年、12月31日、 2000年最後の日に、20世紀を生き切って他界されました。前会長の意志をついで 現会長池宮秀湖先生が会長に就任され、多くの高弟とともに理事制を引き、さらなる命理学研究、 向上発展に意欲的に取り組んでいます。
 武田考玄先生は、人生50年を賭け命理学、奇門遁甲学他の運命学研究に尽くして来られ、 近代的な理論的整合性ある学問へと発展させ、誰一人としてできなかった体系化への道筋を付けられた、 という偉業を果たされました。
 先生は、会誌『天地人』の創刊号に、
 命理を学ぶ者は“知に対する愛”から始まり、時間と空間の相対性を有機的統一体と認識把握する “人間学”として学び、“命は変えられる”ものであることを身を持って証明し、命理・遁甲による “時空のスペシャリスト”として、肉親はいうに及ばず、幸福を願う多くの人々に還元していくべき 使命感を持たなければならない。社会を構成する一員として、命理家としての責任の重さは非常に大 なるもの、と覚悟しなければならない。そして、組織は力ではなく、信頼と責任と向上意識である。 と、人としての生き方を問い続けられました。
 日本命理学会は、このような創立の精神に基づき、命理学のさらなる向上発展と、 社会的還元の活動を行っております。

創業者略歴

武田考玄の略歴
武田考玄の写真

前会長略歴

池宮秀湖

 昭和7年1月26日午前11時30分頃、長野県に生まれる。 昭和41年日本命理学会、武田考玄先生に師事。『四柱推命学詳義』全10巻を修了し、 「奇門遁甲」「命理姓名」「現代の家相」「命理学漢方」等々を学び、昭和57年日本命理学会 会員となり、平成3年師範となる。以後、後進の育成および実審により、多くの方々の助言に当たっている。
著書に『色彩分布図による 最新 四柱推命』『運命を切り開くための四柱推命学入門』がある。

現会長略歴

室井清陽

 昭和29年1月12日午前4時30分頃、山梨県に生まれる。 早稲田大学理工学部数学科卒業。IT企業の経営を約40年。同時に、武田考玄先生に師事。 「四柱推命学詳義」全10巻を中心に、「奇門遁甲」「命理姓名」「現代の家相」「命理学漢方」等々を学ぶ。 昭和56年、日本命理学会会員、平成3年師範となる。以後、四柱推命学(命理学)、奇門遁甲学などの 研究とともに、後進の育成および実審に当たる。